空港ってなぜかワクワクしますよね!!
私は今某航空会社に勤めていますが、それでも毎日ワクワクします!
展望デッキに行くと、並んでいる大きな飛行機を見るともっと興奮してしまいますw

こんな大きな鉄の塊を1度は操縦してみたいと思ったことはありませんか?
パイロットになること自体は全然難しくはありません!!
これは本当です!!
今日はみんなが憧れている(と思っている)パイロットへのなり方をご紹介します!
これからパイロットを目指そうと思っているそこの君!!
さらにはパイロットにはまだ興味はないけど、どんなふうになるのかちょっとでも気になる君!!
元自衛隊パイロットの私が色んなメリット・デメリットを踏まえた上で、みんながそれぞれベストだったと思える選択ができるようにお助けします!!
1 パイロット出身別の比率(R5.1.1時点)
まあ、↓を見てもらったらもうほぼ答えが出ているんですがww
これは航空局の資料です。
日付は、令和5年1月1日時点のデータなので、現状とは少し数値が変わっていますので参考程度にご覧ください。

結論から言うと、主要航空会社の出身別の人数比は以下の通りです。
1.自社養成:38%
2.航空大学校:35%
3.私立大学:9%
4.防衛省:4%
5.外国人:4%
6.その他:11%
なんと、自社養成が一番多いんですね!!
私は航空大学校の出身者が多いかと思っていましたが、、、
主要な航空会社はどんどん設備と環境を整えていて、自分たちで育てていった方が良いって言う判断なのでしょうね!!
とりあえずどんなものがあるかわかってもらえたかなと思います。
それではそれぞれのメリット・デメリットをお伝えしていこうと思います。
1自社養成パイロット
これは正直一番ハードル高いやつです。
まあ、受かる人は受かるんでしょうが、私からしたら誰が受かるん?ってやつです。
それではメリット・デメリットにいきましょう!
自社養成パイロットのメリット
・なんてったって、超エリートの称号を得られる。だってすごいもん。
→でも、”優秀≠操縦が上手い”では必ずしもない。
・パイロットの資格をすべて取得させてもらえる。しかも就職した状態で給料をもらいながら
→訓練生の間は、もちろん給料は低い。
・資格取得までにかかる時間が少ない。
→“准定期運送用操縦士”という民間機を2人で飛ばすためだけの専用資格が設けらています。
・会社によっては30歳とかまでの募集がある。
自社養成パイロットのデメリット
・自社養成パイロットとしての採用試験の難易度は”スーパーオニハードモード”
・訓練を終了するまでパイロットの資格がないので、途中で失敗したら潰しが効かない。
2.航空大学校
続いて、これまでの主流であった航空大学校のメリット・デメリット
入学後に1から資格を取得していくんですが、やっぱり日本の空を支えているのはこの人たちだなっ
て感じがしますね!
航空大学校のメリット
・訓練費用が激安!!
→自分で取得しようと思ったら2~3000万はかかるところ、なんと約500万ぐらいで取得できる。
・難易度はそこそこ。自社養成よりは遥かに入りやすい。
→もちろん大学なので入学は普通に難しい。でも自社養成試験に比べると枠も多く入りやすい。
・1から資格を取得できる。
→資格はやっぱり強い。潰しが効きます。
・採用に強い!!強すぎる。
→航空会社自ら採用しようしてくれる。もちろん技量とかは必須案件
・訓練環境・カリキュラムが整っている。
→宮崎、帯広、仙台と各課程によって分かれていて、訓練に集中して臨むことができる。
・教官陣営がめちゃくちゃしっかりしてる。
→航空会社、航空局、自衛隊等等幅広いソースの教官から指導を受けることができる。
・同期のパイロットになるっていう意識が非常に高い。
→高難度の試験をぐぐり抜けた、パイロットにどうしてもなりたい人たちが集まっている。
めっちゃ大事。
航空大学校のデメリット
・最近は、待機期間がめちゃくちゃ長い
→震災の影響等で養成がかなり遅れている。採用人数を増やしたのも養成の遅れを助長
ちなみに、1〜1年4ヶ月ぐらい何もできない待機期間が発生しています。
・必ず民間航空会社に就職できる訳ではない。
→航空大学校とはいえど、官公庁パイロットになる人も一定数いることは事実
でも8〜9割ぐらいは民間航空会社へ
3.私立大学
このソースも結構多いですね!
お金をかけて資格を取るって感じですね。
私立大学のメリット
・多くの学校があるので、自社養成や航空大学校よりは圧倒的に入学しやすい。
・1から資格を取得することができる。
・空港に隣接した寮等で、集中して訓練できる。
・訓練環境・カリキュラムが整っている。
・普通の大学生として人生を謳歌できる(ただし人による。)
・就職にまあまあ強い
・民間の航空会社出身の教官が多数いる。そして結構色が濃ゆい。
私立大学のデメリット
・なんといってもお金がスーパーかかる。
→ただし、奨学金もあるよ。
・民間航空会社に行く人も多いが、官公庁パイロットになる人もいる。訓練学校の教官になる人も
多数いる。
→航空会社の採用はあるが、成績の良い人が選ばれて、自分は選ばれない可能性が大。
資格を武器に自ら使用事業(遊覧飛行、操縦訓練学校教官など)の道へ
4.自衛隊
自衛隊パイロットって実は、海上自衛隊/航空自衛隊の航空学生だけではないんです。
防衛大学校の途中で、海上自衛隊/航空自衛隊のパイロット要員として採用された人もいれば、一般幹部候補生(飛行要員)制度で一般大学校から海上自衛隊/航空自衛隊のパイロット要員として採用を受けて自衛隊に入隊する人もいます。
ちなみに陸上自衛隊のパイロットは、現役の陸上自衛官の中から選抜をされてなりますので、航空学生としてはありません。また、防衛大学校、一般幹部候補生からパイロットになれる制度もありません。
色んな種類があるので分かりにくいですが、それぞれ説明していきます。
ただし、自衛隊パイロットが民間航空会社に転職するには、例の割愛制度を利用するか、一度退職して2年経過した後就職活動を行って採用を受けるかって言うパターンになります。
その話は別で投稿していますので、よかったらそちらもチェックしてもらって
共通のメリット
・訓練費用等は一切かからない。
・衣食住も全く心配いらない。
・将来色んな種類の飛行機に乗れて、一般人が行かない場所にいける。
→硫黄島、南鳥島、父島等々
・身体的な面でも、技術的な面でも結構最後までいける。
→航空法で定められている航空身体検査証明を受けておりません。
自衛隊の航空医官(一般で言うところの、航空身体検査指定医)が、自衛隊の基準で判定を出しま
す。甘いと言う訳ではないですが、なんとか飛ばせるよう尽力してくれる。
技量面でもなんとかしようと根気強く面倒を見てくれる。
・公務員なので安定はしている。
共通のデメリット
・転勤が多い
→3〜4年に一度全国津々浦々に転勤させられます。もちろん希望は出せる。
・民間に比べると給料が低い。かつ給料がほぼ上がらない。
→所詮公務員
・なんやかんやでパイロット以外の仕事がめちゃくちゃ多い。むしろ全部自分たちでやる。
→スケジュール作成、資格の維持管理、文書作成、経理の手続き、ナーンでも自分たちで
航空学生のメリット
・学力は不要!!やる気があれば誰にでもチャンスはある。
・高卒で給料をもらいながら、パイロットになれる。
・将来幹部自衛官かつ機長として、部隊ではばを聞かせることができる。
・成績が良ければ防衛大学校の人たちと同じレベルの指揮官になれる。
・20代半ばで機長になれる。
航空学生のデメリット
・所詮高卒
・飛行機に乗れない期間(地上配置)が4年に1回(2年間/回)ある。この間はもちろんフライトペアなし
防衛大学校のメリット
・将来、航空部隊の指揮官になれる(それをメリットと感じるかは人によるが)。
・海外勤務もあることはある。その枠は少ないけど
・階級が上までいくので、退職が遅い。
防衛大学校のデメリット
・パイロットとしての勤務は非常に少ない。だって目的は部隊の指揮官になることだから
→航空学生に比べると、圧倒的に飛行時間が短い。
・中央での勤務が多い。
→必然的ですね。
・上の階級になるためには、同期間で蹴落としをしないといけない。
→2等海佐になるぐらいから同期のイメージアンケート等が回ってきますw
なので、同期に嫌われている奴は指揮官にはなれません。
・入学は普通に難易度高い
一般幹部候補生(飛行要員)のメリット
・大学卒業もしくは大学院卒業してから幹部候補生として自衛隊に入隊、幹部が約束されている。
・幹部候補生学校終了後には、大卒は3尉、院卒は2尉。給料もスタートから比較的高い
・将来、航空部隊の指揮官になれる(それをメリットと感じるかは人によるが)。
・海外勤務もあることはある。その枠は少ないけど
・階級が上までいくので、退職が遅い。
一般幹部候補生(飛行要員)のデメリット
・人数比率は比較的少なく、叩き上げはないので、発言権はやっぱり防大とか航空学生の方がある。
・パイロットとしての勤務は非常に少ない。だって目的は部隊の指揮官になることだから
→航空学生に比べると、圧倒的に飛行時間が短い。
・中央での勤務が多い。
→必然的ですね。
・上の階級になるためには、同期間で蹴落としをしないといけない。
→2等海佐になるぐらいから同期のイメージアンケート等が回ってきますw
なので、同期に嫌われている奴は指揮官にはなれません。
5.外国人
知らないし、どうでも良いので省略します。
6.その他
色んなパターンの人が考えられますね〜。
例えば、
・自分で訓練学校に通ってとった人。
・航空大学校、私大、自衛隊で資格をとって自ら就活する人。
・航空機使用事業で働いていた人
・航空学園に入学して資格をとった人たち
ですかね?
こういうパターンの人は、とりあえず就活を頑張るしかないです!!
私もこのパターンなので就活頑張ります🫡
と言うことで、主要航空会社の出身別のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
自分が何を選ぶかは本当に人それぞれだと思います。
自分は貧しい家庭で学力もありませんでしたので、海上自衛隊の航空学生を選びました。
後悔は全くないです!
どれを選ぶにせよ、自分が選んでよかったって思えるのが一番です。
どうか悔いのない選択をしてもらえたら幸いです。
それではHave a good day!!
ちなみに1からパイロットの資格を取るとこんな感じなんです。
この図だけでは分かりませんが、めちゃくちゃ大変です。




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